音楽を主食とする化物ブログ

 

                                       視聴したアルバムを図々しくちょい辛口で批評したりします

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【No.02】 group_inou 「ESCORT」(2009) レビュー 

ESCORT.jpg

今回レビューするのは日本のテクノラップユニット、group_inouの2ndミニアルバムです。

group_inouとは、2003年に結成されたトラック担当のimaiとMC担当のcpからなる音楽ユニットで、最近ではテレビ番組『モヤモヤさまぁ〜ず2』でエンディングテーマを担当するなど、露出の幅を広げてきています。

それでは以下全曲レビューと総評です。


[全曲レビュー]

1. ESCORT  ★★★★↓

早速表題曲です。渋谷のネオンが怪しげに明滅するような情景を感じる、少し古く哀愁のあるサウンド。言葉選びが気取ってなく、真面目に意味を考えても意味不明だったり下らない下ネタだったりするのにどこか切なくてカッコよさを感じるgroup_inouのリリックがぼくは大好きです。

2. CHAIR  ★★★↑

ダウナーな雰囲気の楽曲。アルバムの流れとしてはかなり良い。ただオケの展開に乏しいので曲単体だと少しダレるかも。BGMとして聴くと良い気分になれます。リリックの言葉選びもやはり自分のツボをついていて素敵。

3. RIP  ★★★★★↓

ここで来ました超キラーチューン。なんといってもシンセの音色とメロが素晴らしい。こういったレトロゲー的なメロディは大好物です。cpとツインボーカルをなすように切なくキレのあるキャッチーなメロが心を揺らしてきます。そして後半になるとcpの、胸が張り裂けるようなリリックと共にテンポアップする流れはもはや鳥肌もの。詞のユーモアさ、切なさも逸品の一曲。

4. SOS  ★★★☆↑

一転して胡散臭さ全開に。しかし、この奇妙な中毒性こそこの二人にしか出せない個性、そう思います。

5. BOTTLING  ★★★★↑

ラストは鳴き声のような柔らかい音のシンセが前曲のサイケ具合を中和する1曲。しかし歌詞は初っ端から「おいしいものは おいしい内に 鮮度が大事」。全く意味がわからない。そこからどう後に続くのかとか、理屈で考えると追いていかれるのは毎度のこと。なので考えず感じて聴いてみると、これが不思議で、何故か情景がスっと浮かんできます。ああ、これが言葉と音楽を混ぜることの素晴らしさか、と何やら壮大なことに気づいたような気のせいのような、そんな曲。


[総評]

曲数が少ないながらも、アルバムの流れとしても素晴らしく、通して聴いた後の満足感、1曲1曲の独立した完成度など、様々な面で高レベルなアルバムでした。というかむしろ、曲数が少ないからこそこれだけ無駄のない作品に仕上がったのかもしれません。group_inouの作風はとても個性的で、聴く人によっては全く受け付けないなんてこともザラではないと言えるほど尖っていますが、ぼくはこのアルバムに出会えてとても良かったと思います。そして、この特異な二人に大きな期待を持ってしまいました。

それにしても思わずく口ずさみたくなるフレーズが多いこと多いこと・・・cpのリリックセンス、本当に尊敬します。

★★★★↑

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Posted on 2013/12/03 Tue. 01:52 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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