音楽を主食とする化物ブログ

 

                                       視聴したアルバムを図々しくちょい辛口で批評したりします

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【No.09】 Mitchie M「グレイテスト・アイドル」(2013) レビュー 

グレイテスト・アイドル

趣味でニコニコ動画にVOCALOIDを使った楽曲を発表し、本職でも作曲家として「太鼓の達人」を始めとした様々なゲームなどに楽曲提供を行っているMitchie M氏のメジャー1stアルバム、「グレイテスト・アイドル」のレビューです。

さて、このブログでは初めてのボカロアルバムのレビューです。

ちなみにボカロそのものを知らないという方はググればすぐに出てきます。要するに人工音声ですね。

ぼくはVOCALOIDの独特な電子声も前々から好きで相当聴き慣れている自負があるので、他のアーティストと変わらず普通に批評したいと思います。

ただ一つ違う点は、VOCALOIDの「調整」という概念ですかね。(実際は「調教」という言葉で浸透していますが)

VOCALOIDは人間と違い十人十色というわけにはいかなく、その数が限られています。更に言えば代表的なVOCALOIDである「初音ミク」というボーカルだけで何万という人間が曲を作っているので、自分の曲はボーカルにも個性を持たせたい!という考えを持っている人はVOCALOIDの調整にこだわることが強いられるのです。

そして今回紹介するMitchie M氏はまさにその代表的な例で、鬼のような調整技術でVOCALOIDを限りなく人間に近い歌声に仕上げています。彼の初音ミクはまさに唯一無二と言っても過言ではないでしょう。

「聴きとりやすい」という面では、この方の曲はVOCALOID入門として最適なのではないでしょうか。是非このレビューを読んで、オススメの曲を聴いていただけると新しい世界が広がるかもしれません。

というわけで長くなりましたが以下いつも通り全曲レビューと総評です。


[全曲レビュー]

1. FREELY TOMORROW  ★★★★↓

ボカロPとしてのMitchie M氏の代名詞とも言える人気を誇る1曲。当時ほぼ無名という立場だったにも関わらずその調整技術で界隈に衝撃をもたらしたことはよく覚えています。曲としてもノリの良いダンスミュージックで、日本の歌謡的なメロの良さもあってとても聴きやすいです。まさにプロの仕事。

2. アゲアゲアゲイン  ★★★★↑

ノリノリで文字通り聴けばテンションがアゲアゲな1曲。名曲と言って申し分ない素敵な曲です。あえて言うなら歌詞が可もなく不可もなくなのが惜しい。

3. 愛Dee  ★★★✩↓

VOCALOIDにガチラップを歌わせるという至難の業を違和感のない完璧な仕上げでこなした秀作。そして曲自体もメロ良しグルーヴ感良しと申し分ないですが、若干冗長に感じたのとこれまた歌詞が惜しいと感じてしまいました。個人的な理由ですが、英語と日本語がゴッチャになってるいかにもな歌詞って好きじゃないんです。

4. ビバハピ  ★★★★✩↓

今作のベストナンバー。Mitchie M氏の楽曲で一番センスを感じるのが「聴いてて楽しい曲」だと思っているのですが、この曲はこのアルバムの中で一番それを強く感じました。こういった電波ソング的な路線は個人的にも大好きなのでどんどん作ってほしいです。ラップ(喋り?)の部分は神前暁氏作曲のアニソン怪作「もってけ!セーラーふく」を彷彿とさせますねー。

5. Bye Bye Blue Memory  ★★★☆↓

一転してしっとりしたお洒落な曲、かと思いきやM3のような感じの固く鋭いダンスミュージック。M3と違い硬派でクールなアプローチですが、名曲と呼ぶにはちょっと物足りないなというのが個人的な印象。ラスサビのブレイク前後がとても気持ちいい。

6. Aizu ~会津~  ★★✩↑

今度は最後までしっとりなバラード風の1曲。前5曲と違い歌詞に横文字が使われていないことが個人的にちょっと好印象ですが、言葉選びはあまり好みではないですね。メロも悪くはないですがちょっと平凡さを感じました。ただ、これはこのアルバムのどの曲にも言えるのですが、ラストの展開が「おっ」と思わせるギミックが仕込まれていて余韻が良いです。

7. イージーデンス  ★★★☆↑

M1、M3、M5を足して3で割った感じのダンスミュージック。こう見ると今のところ1曲置きでダンスダンスしてますね。聴いてて飽きません。メロが好みなのもありますが、冗長に感じさせない工夫(細かい音ネタやブレイク、コーラスなど)が他3曲よりも嵌っていて良かったという印象です。

8. 悲しみは愛情のように  ★★★↑

雰囲気はボサノバやR&Bに近いのかな?出だしの鼻歌のクオリティに吃驚しました。全体的に名曲感ありますが、ちょっと地味に感じたのと、歌詞が印象に残らなかったのでこの評価。アレンジで結構遊んでいますが、もうちょい抑え目にしても良かったかなと思います。

9. 短気呑気男子  ★★★↑

やはり1曲置きでダンスダンスしてます。一昔前のディスコを感じますがギターは現代的。クールでピコピコ好きにはなかなか素敵に感じますが、そこまで突出したところがなく他の曲に埋もれて印象が薄いのでこの評価。

10. アイドルを咲かせ  ★★★★✩↓

この曲は最後に持ってきてほしかったなー!曲的な意味でも、最初と最後のMC的な意味でも。メロ良しノリ良しでとても良い曲です。王道的アイドルソングにダンスなフレーバーが混ざって気持ちいいです。2番サビ後からの展開がまた面白い。

11. Believe [ver. HD]  ★★★↑

歌詞がとても良いと思ったらカバーでした。原曲は「電脳戦機バーチャロン」というアニメの主題歌で、作詞作曲は田辺智沙さんという方です。抑揚が少なく展開も少なく地味に感じたのでこの評価・・・ていうか原曲聴いたら原曲が良すぎでした。

12. シティー・ボーイ  ★★★★↑

こちらもカバー。原曲は8 1/2(はっかにぶんのいち)で作詞作曲は中嶋一徳さん。って選曲渋すぎです。こちらは原曲を上手く昇華してテクノテクノした超カッコいい仕上がりになってます。むしろあの原曲がこうなるのか!って驚きました。ミクの声がとても合っていると思います。

13. Birthday Song for ミク  ★★★↑

ラストトラック。最後はMitchie M氏が所有しているミク以外のVOCALOIDたちによるミクのバースデイソングです。爽やかで良い曲ですが割と印象が薄いのでこの評価。捻くれ野郎です。


[総評]

全体的に一昔前風味なダンスミュージックが良い味を出していますが、この方の真骨頂はやはり「聴いてて楽しい曲」だと個人的に思っているので、そういう曲がもっと多ければ更に良いアルバムになるのだろうなと思います。逆に、歌詞のセンスがあまり好みではないので歌詞を聴かせるようなゆったりした曲は自分には合わないなと感じました。それと、やはり名曲「アイドルを咲かせ」はラストトラックに持ってくるべきだったかなと・・・。何はともあれ、今後の活動に期待です。

★★★✩↑





それにしてもlat式ミクの可愛さは反則的ですね・・・
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Posted on 2013/12/19 Thu. 05:35 [edit]  /  TB: 0  /  CM: 0

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